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2017年10月25日

鳥取・境港市で初の「こども食堂」

鳥取・境港市で初の「こども食堂」

 家庭で十分な食事をとれない子どもたちに無料で食事を提供する「はまかぜこども食堂」が10月21日、鳥取県境港市にある済生会の介護老人保健施設はまかぜで初めてオープンしました。市内の小学2~5年生12人が集まり、宿題をした後、みんなでお昼ご飯を食べました。

 経済的な事情で十分に食事をとれない子や、子どもだけで食事をとる"孤食"が問題視されていることから、子どもたちが大人とコミュニケーションをとりながら食事をとれる場を作ろうと、はまかぜが境港市に協力を依頼して「こども食堂」が実現しました。市としても初めての取り組みで、対象は、市の学習支援事業に登録している小学生としました。

 午前10時、食事に先立ち学習支援事業が行なわれました。学習支援ボランティアをしている児童クラブ(学童保育)の元指導員と市の職員5人が"先生"となり、子どもたちは学校の宿題をしました。普段は週1回、市役所で行なっていますが、今回は初めての場所。集中できるか心配でしたが、「いつもと変わらない雰囲気だった」と子どもたちは気にしていない様子でした。

 11時、「はまかぜこども食堂」は食事の準備から始まりました。職員7人で調理した料理を、子どもたちは盛り付けたり配膳をしたりして、テーブルにはビーフカレーとサラダ、ヨーグルト、フルーツが並びました。6人ずつ向かい合わせに座り、5年生の号令で「いただきます」。はまかぜの職員2人も加わり、「カレーおいしい?」「おいしい。おかわり!」など、テーブルには笑顔があふれました。
 もう一人の5年生の号令で「ごちそうさま」。自分の食器を下げて洗ったり拭いたりして片付けを終えた後、迎えに来た保護者や市の社会福祉協議会の車で家に帰りました。

 今後は毎月第3土曜日にオープンする予定です。

老健はまかぜ 済生記者:松本 大

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