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吉沢 亮 さん

吉沢 亮 さん
芥川作品原作のオリジナル舞台で不安が8割
でも、演じきれたら俳優として飛躍できる

人気漫画のドラマ化、映画化への出演が相次ぎ、注目の若手俳優として躍進中の吉沢亮さん。 次は舞台で本格的な歌と踊りに初挑戦と、活躍の場を広げています。 普段は一人で漫画を読んだり喫茶店巡りをしたりと、ゆるさも持ち味。その等身大の魅力に迫ります。

人気漫画のドラマ化、映画化への出演が相次ぎ、注目の若手俳優として躍進中の吉沢亮さん。次は舞台で本格的な歌と踊りに初挑戦と、活躍の場を広げています。普段は一人で漫画を読んだり喫茶店巡りをしたりと、ゆるさも持ち味。その等身大の魅力に迫ります。

 母親に勧められ、オーディションを受けたのが芸能界入りのきっかけ。最初は「役者なんていつでもやめてやる」と思っていたという。ところが、初主演舞台での苦い経験が彼を奮起させた。
「主演と言っても最年少で、芝居もうまくないし、みんなをまとめることもできない。その上、お客さんが全然入っていない日もあって、このままじゃ悔しい、もっとがんばろうと火がつきました」

 昨年は、原作が漫画作品の撮影が続き、役へのアプローチにも変化があった。
「それまでは原作があってもそれほど意識したことはありませんでした。でも、『銀魂』という大きな作品で、しかも沖田総悟(そうご)という人気の役。これは中途半端なことをしたら原作ファンに認められないぞと、原作ともしっかり向き合い、映画を観る人が望む役柄について真剣に考えるようになりました」

 その一方で「ゼロから自分で役を組み立てていきたい」と思っていたところ、百鬼オペラ 『羅生門』のオファーがあったという。
「原作は一応ありますが、複数の芥川作品を絡ませたほぼオリジナルの舞台。演出家は現場でどんどん変えていくとも聞いたので、そういう対応力も試されていると思います。歌って踊って芝居をするのも初めて。正直言えば不安が8割です。でもこの舞台を演じきれたら、俳優として飛躍できる気がします」

 プライベートで熱中しているのは「喫茶店巡り」。地方ロケの合間に喫茶店を探し、一人の時間を楽しんでいるのだとか。
「おじいちゃん、おばあちゃんしか来ないような懐かしい雰囲気のお店が好き。そんな何気ない瞬間に幸せを感じるんです」

文:みやじまなおみ 写真:吉川信之(機関誌「済生」2017年7月)
ヘアメイク:内山多加子(コミューン)
スタイリスト:荒木大輔

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百鬼オペラ『羅生門』

百鬼オペラ『羅生門』

「羅生門」「藪の中」「蜘蛛の糸」「鼻」といった芥川龍之介の代表作と芥川の人生そのものを絡ませた物語をイスラエルの鬼才がミュージカル仕立てで演出。仕事を失い途方に暮れる下人(「羅生門」主人公)が悪に手を染めても生き抜く道を選ぶ、その選択をするまでの数秒間に下人の脳内で起こったことをファンタジックに描き出す。

●出演:柄本佑、満島ひかり、吉沢亮、田口浩正、小松和重、銀粉蝶ほか
●原作:芥川龍之介
●脚本:長田育恵
●作曲・音楽監督:阿部海太郎
●演出・振付・美術・衣裳:インバル・ピント&アブシャロム・ポラック
●2017年9月8日(金)~9月25日(月)Bunkamuraシアターコクーン(東京・渋谷)で上演予定 10月ツアーあり


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