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蓮佛 美沙子 さん

蓮佛 美沙子 さん
プロフ

リード

映画やドラマで活躍する蓮佛美沙子さん。この春、ミュージカルという新しい挑戦をします。舞台を前に、胸に期すこと、そして大切にしているパワーの源とは―。

 舞台のオファーは昨年の春。主演が大竹しのぶさんと聞いた瞬間、内容も聞かずに「やります!」と即答した。
「後で、そんな自分にびっくり。大竹さんが舞台上で放つオーラは圧倒的。その演技作りの過程を間近で見られるのは得難いチャンスなんです」

 とはいえ舞台もミュージカルも初めてで未知の世界。歌のレッスンを多く重ねて、不安をワクワクに変えていった。
「初心に戻って演技の新しい表現を獲得したい。この舞台は、自分を成長させてくれると確信しています」と、デビューから十年経て臨む新しい場に声を弾ませる。

 人が優しくて、いい温泉があるという鳥取県で育ち、根っからのインドア派で大の料理好き。最近特にはまっているのが「時短料理」とか。
「短い時間でも工夫して美味しいものができると、すごくうれしくなって『よし!』と。自己満足ですけど(笑)」

 最近作った料理を聞くと、「サケのバター醤油ソテー。わさびを添えればワンランク上の上品な味になるんです!」と興奮気味に。低体温体質を改善すべく、バランスよい食事の合言葉「まごわやさしい」もキッチンに貼って実践する。「今日は『ま=まめ』『ご=ごま』は制覇したぞ!と常に確認していて、なんでそこまでストイックなの?と親に言われることも」

 こうした、日々のささやかな喜びと健康的な食生活を送っているという充足感。それこそが、自身のパフォーマンスを支える原動力となっていると語る。

 即決した初舞台だが、本来は「頭でっかちでタラレバを考え過ぎてしまう性分」とも。
「でもそれって楽しくないなと昨年ふと気づいて。だからいまは、考えない努力をしているんです。それより直感を信じたいなと。そう思ったら、気分が軽くなりました」

 年頭にひいたおみくじは、人生初の大吉だった。それを手帳に大切にしまい、チャレンジの春を迎える。
「楽をせず、準備を万全にして、楽しむ。どん、と構えて進んでいきたいと思います」

文:浜口恵美子 写真:安友康博(機関誌「済生」2018年3月)
ヘアメイク:星野加奈子
スタイリスト:小林新

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ミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』

ミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』

20世紀初頭のスウェーデンを舞台に、求め合いながらも滑稽にすれ違う様々な男女の愛の行方を描く。ブロードウェイ初演以来、トニー賞7部門、グラミー賞2部門の栄冠に輝いた名作ミュージカル・ラブ・コメディ。

作詞・作曲:スティーブン・ソンドハイム 
脚本:ヒュー・ホイラー
演出:マリア・フリードマン
キャスト:大竹しのぶ、蓮佛美沙子、安蘭けい、栗原英雄、ウエンツ瑛士、風間杜夫 ほか
2018年4月8日(日)〜30日(月・祝)
会場:日生劇場(東京・日比谷)
5月に大阪・静岡・富山でも公演予定


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