ホーム > この人 > 志田 未来さん

志田 未来 さん

志田 未来 さん
1993年、神奈川県出身。2006年、主演ドラマ『14才の母』で数々の新人賞に輝く。10年には映画『誰も守ってくれない』で日本アカデミー新人俳優賞を受賞。主な出演作に映画『借りぐらしのアリエッティ』(アリエッティの声)『遺体~明日への十日間~』『おかあさんの木』など。2016年公開予定の『グッドモーニングショー』に出演予定。

「大丈夫だよ」。先生のひとことで、心がほっと明るくなります。

小さなからだに、弾けるエネルギー。
22歳で、女優のキャリアは16年。テレビドラマや映画で活躍を続ける志田さんが、この秋、初めての舞台に挑戦します。
そんな彼女がいざというときに頼りにしている、
心安らぐ「ある場所」とは?

 「じっとしているのが苦手」と笑う。目的に向かって突っ走る性格だ。テーマパークに遊びに行っても「先行くね!」と同行者を置いて思い切り走り回るのだとか。
 6歳のときからひた走ってきた女優の道。映像の分野で活躍してきたが、二十歳(はたち)過ぎたころから「変わりたい」と心境に変化が。そんなときに飛び込んできたのが、本作のオファーだった。
「タイミングがばっちりでした。いままで興味はあったけれど怖くて挑戦できなかった舞台。しかも二人きりのお芝居だから、怖さと期待で胸がいっぱいです」と興奮を語る。
 作品のテーマは、コミュニケーションが破たんする恐ろしさ。特にネット社会の現代では、しばしば実感する問題だ。
「メールのやりとりがこじれて、ケンカになった経験も。やはり互いの目を見て言葉を交わすのが、本来のコミュニケーションの姿だと感じます」
 ほっと素に戻ってくつろげる場所は実家、そして「行きつけの病院」と笑う。幼いころから世話になっている主治医は、祖母の代からの付き合いだ。
「苦手な注射や採血も、なじみの看護師さんに励ましてもらいます。『未来ちゃん、もう大人でしょ』って(笑)。親戚宅の感覚です」
 身体に不安を少しでも感じたら、真っ先に主治医に電話する。
「先生の『大丈夫だよ』のひとことで、ほっと気持ちも明るくなる。お医者さんの言葉の力って本当にすごいと、いつも感心します」
 周囲の人に温かく支えられながら、22歳は新たな挑戦に今日も走り続ける。

文:浜口恵美子 写真:関大介(2015年11月号)
ヘアメイク:SHIZUE
スタイリスト:千本松良枝

このアイコンがついている写真はクリックすると拡大できます

パルコ・プロデュース公演
『オレアナ』

パルコ・プロデュース公演<br>『オレアナ』

アメリカ演劇界の鬼才、デイヴィッド・マメットが描いた、いまもなお世界中で上演が続いている問題作。前途洋々だった大学教師・ジョンの研究室に、女子学生・キャロルが訪れる。たった一人の女子学生とのディスコミュニケーションによって、ジョンの未来は打ち壊されていき......。密室で展開される、緊迫のシーソーゲームの行方はいかに。

作: デイヴィッド・マメット
翻訳:小田島恒志/演出:栗山民也
出演:田中哲司、志田未来

■東京公演 パルコ劇場
2015年11月6日(金)~29日(日) 
■豊橋公演 12月1日(火)・2日(水)
■北九州公演 12月5日(土)・6日(日)
■広島公演 12月8日(火)
■大阪公演 12月12日(土)・13日(日)


志田 未来 さん

▲ページトップへ