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小西 真奈美 さん

小西真奈美さん
1978年生まれ。98年、つかこうへい作品・舞台『寝盗られ宗介』でデビュー。以後映画、舞台、ドラマなどで活躍。2002年、映画『阿弥陀堂だより』でブルーリボン賞新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞など、『のんちゃんのり弁』で毎日映画コンクール女優主演賞など多数受賞。16年5月、KREVAのカバー曲『トランキライザー』をリリース、iTunesヒップホップチャートで1位を獲得。

女優は答えのない仕事だから  「おばあちゃんになっても踊り続けたいな」

"オトナの可愛さ"で人懐っこい笑顔の小西さん。
映画『トマトのしずく』では父に葛藤する娘役。
家族への想い、そして今熱中している、ある"趣味"とは。

 結婚を祝う父を、わだかまりから拒否する娘。「一番近い存在だからこそ、素直になり切れない。それが家族かも」と想(おも)う。
「いつもそばにいて好きな存在であるほど、うまく気持ちが伝えられないこともある。家族って、そういうもどかしい距離感があるのかもしれませんね」

 自身の家族は「何でも話せる仲良し」と、鹿児島で育った当時を振り返る。
 心に焼き付いているのは、母の笑顔だ。好奇心旺盛で外を駆けずり回って遊んでいた子供時代を、あたたかく見守ってくれていた。いつも明るく「ありがとう」が口癖の母は、芸能界の仕事につくときも、「自分のしたいことをすればいい」と快く送り出してくれたという。
「そこに親子の信頼があるから。いつでも自分を100%ハグしてくれる存在ですね」

 オフに熱中している趣味は、バレエ。
「あ、ボールのほうじゃないですよ。たまに間違えられるんです(笑)」
30歳を過ぎてから出合い、ここ3年間は海外でレッスンを受けるほど。
「大人になって、こんなにできないことがあるなんて!と、もう日々衝撃で。昨日より足が少し上がった。先生にほめられた。それだけでうれしくてたまらない」。フィジカルなことは成果が目に見えるのが魅力、と声を弾ませる。
 女優は「ここまで」という答えのない仕事だから、「おばあちゃんになっても踊り続けたいな」

 巧みなラップの歌声が話題になった16年。大みそかは、作詞作曲を手がけたオリジナル曲をステージで初披露し、シンガーとして新年を迎えた。
 新たなことに挑戦する力のもとを聞くと「おいしいご飯と"人"!」と、即答。

「家族、友達、スタッフ、ファンの方。そんな"人"がいるから、どんなときも私は元気でいられるんです」

文:浜口恵美子 写真:安友康博(機関誌「済生」2017年1月)
ヘアメイク:国見登志子
スタイリスト:MORIYA
衣装協力:アーバンリサーチ表参道ヒルズ店 03-6721-1683
キヌアブティック 03-5454-5690

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『トマトのしずく』

『トマトのしずく』

ヘアサロンを営む夫婦のさくらと真は、二人の結婚パーティーにさくらの父・辰夫を呼ぶか呼ばないかで言い争いになる。父子家庭で育ったさくらの胸中には、幼い頃、母を亡くした時の出来事が大きく残っていた...。
いじっぱりで素直になれない娘と、口下手で不器用な父。葛藤、絆、そして家族の愛を描いた物語。お蔵出し映画祭2015にてグランプリ・観客賞のW受賞作品。

●出演:小西真奈美、吉沢悠、原日出子、石橋蓮司 ほか
●監督・脚本・製作・企画:榊英雄
●上演予定:2017年1月14日(土)より全国順次ロードショー


小西 真奈美 さん

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